YUUGAデザイナーのHANAEです。本日は「アラサー以降の「大人の服選び」の基準とは?」というテーマで、後悔しないための2つの価値観をお伝えします。
2025/01/18に公開したYoutube動画を元に本記事を掲載しています。動画も合わせてご覧ください。
年齢を重ねるにつれ、「昔と同じ服選びでいいのだろうか?」と立ち止まる瞬間が増えるのではないでしょうか。
私自身の服選びは、「数を追うこと」から「質を求め、人生に寄り添う一着を選ぶこと」へと変化しました。
ファッションを単なる流行や外見の話で終わらせず、ご自身の「自己肯定感」や「生き方」に繋がるよう、私の経験を交えて誠実にお伝えします。ぜひ、ご自身の基準を再確認しながら読んでみてください。
大人の服選びの土台を築く。2つの購入基準
私が現在、洋服を選ぶ際に最も重要視している観点は、大きく分けてこの2つに集約されます。
【基準①】自分に自信を与え、他者への敬意を示す服
ファッションは自己表現の側面ももちろんありますが、私にとっては「対人」や「対環境」における自信をサポートしてくれるツールです。
特に、社会的な立場や人間関係が広がるアラサー以降は、この視点が欠かせません。
- 自己肯定感の向上:服を着ることで「褒められたい」「素敵だと思われたい」という純粋な気持ちを満たし、堂々と振る舞えること。
- 他者への配慮(TPO):後輩には「憧れられる存在」として、目上の方との場では「恥ずかしい思いをさせない」パートナーとして、その場の雰囲気を壊さず、相手に敬意を示す服装であること。
この服を着ている私は大丈夫だ、と心から思える。この「自信」が、あらゆる人間関係や仕事において、良い結果をもたらしてくれると私は信じています。
【基準②】流行に左右されず、長く着用できる「本質的な一着」
限られた可処分所得の中で、どこにお金を払うかと考えたとき、私は「長期的なコストパフォーマンス」を重視します。
この「長く着用できる」という基準には、さらに2つの視点が含まれます。
1. 耐久性と審美性が両立する生地の「品質」
「安かろう悪かろう」「高ければ良い」というわけでも、「価格が全て」というわけでもありませんが、生地の品質は価格にかなり反映されていると体感しています。
メーター単価が数百円や数千円のものよりも、数万円のほうが、やはり生地がしっかりしていたりドレープが生み出す光沢感が美しいと感じます。
そのため、価格が高い生地の方が、「耐久性」や「美しさ」の面で品質が高い=長く着用ができると考えています。
特に私たちがYUUGAで扱うような重厚感のある天然繊維は、生地が発生させる柔らかい光沢感が、自身に刻まれたお顔のシワや纏う雰囲気に馴染み、年齢を重ねたからこそのご自身の魅力を引き立ててくれると思います。
これは化学繊維を決して否定しているわけではなく、天然繊維そして重厚感のある生地ならではの特徴だと考えます。
私自身も、年齢を歳を重ねたことで、重厚感のある洋服が年々似合うようになっていると感じています。
なお、品質と価格のバランスについては、上代や品質は企業努力によって、高品質で価格を抑えている場合もありますし
多額の設備投資や従業員を抱えて企業を存続させるための正当な金額によってどうしても値段が張ってしまう場合もあります。
繰り返しになりますが、必ずしも、「安かろう悪かろう」「高ければ良い」というわけではないことは誤解のないようにお伝えしておきます。
2. 普遍的で、年齢を重ねてもマッチする「デザイン」
ファッショントレンドは常に変化しますが、私が選ぶのは、一過性の流行に左右されないデザインです。
「5年後、10年後、この服を着ているだろうか?」という視点を持つことで、購入の判断基準が明確になります。
これはダイレクトにコストパフォーマンスに影響します。
YUUGAが「クラシック × モード」のバランスを追求しているのは、まさにこのためです。
構築的な仕立てと普遍的な美しさが、お客様の人生の節目節目に、常に凛とした自信を与え続けてくれることを願っています。
リモート時代だからこそ見直したい「対面時」の洋服の重要性
コロナ禍を経てリモートワークが普及し、人と会う機会は以前よりも減りました。
だからこそ私は「一度の対面」が持つ意味が非常に大きくなったと感じています。
(最近は出社も増えてきたとよく耳にしますが、リモートワークは当たり前になっています。)
ノートパソコンでオンラインミーティングを行う時は得に、顔から上しか映らず、もし洋服が写ったとしても、洋服の品質やディテールは伝わりにくいものです。
一方で、貴重な対面の場で、もし自信のない服や品質の劣る服を着ていたら、その一回の印象が深く相手に残ってしまうかもしれません。
会う頻度が少ない今、「ここぞという時」に着用する一着の価値は以前より高まっています。
その一着は、自信を持って振る舞うためのと、相手への誠実さを示す手段だと考えています。
お気に入りに囲まれることで得られる心理的な豊かさ
若い頃は、洋服をたくさん持っている方が良いという考えがあり、限られたお金の中で洋服を買うとなると、1着あたりの単価を下げて何着も買う形でした。
年齢が上がるにつれて、「自信を与えてくれる」「長く着用できる」という基準で選び抜いていくと、1着あたりの単価が高くなって購入数は少なくなります。
そうすると、「お気に入りのものだけ」に囲まれるようになります。
結果として、クローゼットにある服の数は減りましたが、毎朝「何を着よう」と迷うことがなくなり
また、お気に入りの服しかないので、どれを選んでも心が満たされ、心理的な負担が軽減されます。
これは、洋服だけでなく、家具やアクセサリーなど、あらゆる「もの」に対する私の価値観に影響を与えました。
量を求めるのではなく、自分の内面が反映された質の高いものに囲まれる。これが、私が歳を重ねて気づいた、大人世代の真の豊かさだと感じています。
終わりに
この動画や記事を通じて、私の服選びの価値観に共感いただけたなら、それはYUUGAの服が持つ哲学と、お客様の求めるものが一致している証かもしれません。
また、もし私は・僕は違うというお考えももちろんあるかと思います。
YUUGAでは、1〜2時間かけてじっくりとお話を伺いながらご試着・ご注文いただいております。
ぜひその際に、お客様の好きなことや、お考えをお聞きしたいと思います。
YUUGAは私とディレクターの2名で運営しており、ご予約のない時間は他業務で不在の場合もございます。
ご来店をご希望の際は、ぜひ事前にご連絡ください。
お会いできることを心より楽しみにしています。