YUUGAデザイナーのHANAEです。
皆さんは「ファッションが生み出す世界観」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。
今回は、YUUGAというブランドがゼロから立ち上がる中で、どのようにして独自の「世界観」を作り上げてきたのか。
その思考のプロセスや、私たちが大切にしている「クラシック×モード」の背景についてお話ししたいと思います。
2025/04/05に公開したYoutube動画を元に本記事を掲載しています。動画も合わせてご覧ください。
なぜ「世界観」が重要なのか?言葉を超えて伝わる価値
私たちは「世界観」という言葉をよく使いますが、これはお客様にとっての「価値」そのものだと考えています。
お客様が汗水流して稼いだ大切なお金をYUUGAに託してくださるのは、そこに価格に見合うだけの、またはそれ以上の世界観という価値を感じていただけるからこそです。
世界観は、単なる洋服のデザイン(ハード面)だけでなく、
着心地やブランドのストーリー、そして「素敵だな」「かっこいいな」と感じる
感情的な要素(ソフト面)が重なり合って生まれます。
ファッションだけでなく、ヘアメイク、持ち物、そしてその人が佇む空間まで含めたトータルコーディネートが、その人の世界観を決定づけます。
だからこそ、私たちは細部に至るまで徹底して、YUUGAの世界観を構築することにこだわりました。
「目立ちたくない、でも品格は欲しい」私が辿り着いたコンセプト
YUUGAの世界観は、「クラシック」と「モード」の中間を目指しています。
- モードの影響:サンローランやディオールのような、研ぎ澄まされたかっこよさ。
- クラシックの影響:皇室や英国ロイヤルファミリー、そして私の祖母が纏っていたような、時代を超えた普遍的な品格。
私自身、実は「変に目立ちたくない」という思いを持っています。
年齢を重ねるにつれ、「良いものを着たい」「誰かと一緒に出かけた時に、相手に恥をかかせたくない」という思いも強くなりました。
この「クワイエット・ラグジュアリー」とも言える感覚こそが、YUUGAの原点です。
「日常を特別な日々に変えるドレス」「街で着用できるドレス」というテーマとコンセプトは、
自然の中ではなく、洗練された都市の風景(コンクリートや建築物)の中で、凛と佇む女性をイメージして生まれました。
YUUGAのデザインに宿る、静かなる「かっこよさ」の美学
私が考える洋服の「かっこよさ」とは、風になびいた瞬間に生まれるシルエットの変化や、生地の揺れによって走る光の筋など、素材の表情を楽しむ瞬間にあります。
この世界観を体現するために、YUUGAでは以下のポイントを意識しています。
- シャープなライン:襟の形などは丸みを抑え、直線的なカッティングで凛とした印象に。
- 装飾を削ぎ落とす:過度な装飾は避け、ボタンも光沢を抑えた水牛ボタンなどを使用。
- 贅沢な用尺:生地をたっぷりと使うことで、動いた時のドレープや陰影の美しさを最大限に引き出す。
ファッションが生み出す世界観は、あなた自身の在り方を映し出す鏡ともいえます。
YUUGAの服が、皆様ご自身の世界観を美しく表現する一つのピースとなれば、これほど嬉しいことはありません。
YUUGA表参道店でお待ちしております。