実際の数値なども取り上げながら、
2021年9月1日のリリースに関する初速について振り返ります。
特にアパレルブランドの運営に関してご興味のある方は
ご覧いただければと思います。
私たちが行ったこととしては下記の通りです。
オンライン:
インスタグラム&ECサイト
オフライン:
試着撮影会(7月31日)
ポップアップ(9月25日)
百貨店の催事(11月22日〜23日)
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インスタグラム&ECサイト
どちらも、デジタル上でブランドの世界観を表現するために必須なものです。インスタグラムは、物理的な距離は関係なしに、
フォロー・フォロワー様との関係値を形成するためにも必要です。
私たちの日々のブランドへの取り組みやプライベートな姿もお見せし
私たちの歩みがそのままストーリーになるように心がけています。
インスタグラムでは関係構築を行いますが、
ECサイトではよりブランドにフォーカスし
世界観の表現と商品の詳細をお伝えすることに特化しています。
また、商品だけでなく現在取り組んでいるようにECサイトのブログも強化することによって、よりブランドにご興味のある皆様へ情報を発信する媒体として不可欠です。
インスタグラムから、ブランドにご興味を持っていただく皆様がさらにECサイトをご覧くださる "ファネル(漏斗)" のように機能するため、インスタグラムとECサイトの両方を自分たちで運営しています。
直近1ヶ月のデータを参考に、4ヶ月間(2021年9月1日〜12月末まで)で換算すると、約50万インプレッションにもなります。
仮に、1インプレッション1円かかる広告だとすると、50万円分の広告を行っていることと同等です。(年間にすると150万円もの広告費となります)
※インプレッション:投稿が表示された回数
個人の資金で立ち上げるブランドですので、このように費用で換算してみると
かなり大きな費用を占めているのだと改めて実感し、特に集客につながるインスタグラムは長く継続してやっていて良かったと思います。
試着撮影会
YUUGAのテーマである「日常を特別な日々に変えるドレス」は
洋服を着ているだけでは実現できないものであり
あくまで、日常を特別な日々に変えていくのは、自身です。
一方で、テーマとして掲げている以上
「ブランド側として何か提供できないか」と考えた時に
皆様にご体験いただけるように「試着撮影会」を企画しました。
✔︎何かやってみたいけど、なかなか踏み出せない
✔︎昔モデルをやっていたけどブランクが心配
✔︎YUUGAの洋服が気になっている
✔︎宣材写真として利用したい
素人の方から、プロのモデルの方まで、
上記のような理由をお持ちの方やYUUGAに少しでもご興味がある方にご参加いただき、YUUGAのECサイトのWebモデルとして写真を掲載させていただきました。
ご参加いただいた方々には、
「プロの撮影環境で撮影した」
「ECサイトへ自身の写真が掲載された」
などの特別感の体験をご提供できたと思います。
試着撮影会を通して、
モデルとして活動を開始された方がいらっしゃり
YUUGAが皆様にとって行動への変化をもたらすことができたのは非常に嬉しいことです。
第1回目の2021年7月31日の集客としては、
3ヶ月以上前からインスタグラムの投稿やインスタライブで何度も告知をして10名以上集めることができました。
当日の参加は10名様となりましたが、元々のフォロワーさんも含め、新規のつながりも獲得でき、今でも連絡を取り合っている方々もいらっしゃいます。
大阪からこの撮影のために来てくださった方が2名もいらっしゃり、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
撮影スタジオとプロのカメラマンさんを用意して
私とNorikiだけで運営しました。
約4時間の中で、当日に各モデルさんの雰囲気やサイズ感、コーデをチェックして
少ないサンプルで効率良く撮影を回しながら
モデルさん・モデルさん同士ともコミュニケーションをとり・・
私自身も初めての運営だったこともあり慌ただしかったことを今でも鮮明に覚えています。
また、皆さんが帰られた後に私自身も、初めてプロの環境で撮影を行い非常に学びの多い1日でした。
過去に3回、試着撮影会を行ってまいりましたが、
今後は表参道の店舗にて「体験」をご提供できるようになりましたので、店舗へ足をお運びいただけたら幸いです。
ポップアップ
9月25日(土)13:30-16:30、代官山にて行いました。
今考えても、3時間だけというのは強気だと思います。
ただ、自分たちの資金・原価回収の観点
それと、
「本当に欲しい・見たいと思う人は、限定された場所や時間に来る」
と思っていたので、強気な姿勢を崩さず実施いたしました。
事前の告知はしっかり行い、これまでのフォロワー様
7月の試着撮影会に来てくださった方、全く新しい方も含めて
結果的に約15人ほどの来場がありました。
お一人お一人、しっかり会話をして、ご試着のフォローもする
基本的には1人に対して、私とNorikiの2人で対応させていただくのですが、対応しきれずにバラバラに動くこともありました。
3時間で15人は、一人当たりの時間で換算すると、12分なので、会話・ご試着・採寸・ご購入のお手続き などを含めると、かなり短い時間になり、時間に対して来場者数としては多いくらいでした。
百貨店の催事
11月22日(月)/23日(火) 10:00-18:00 の2日間
京阪百貨店守口店 Traditional Standard様プロデュース
「TOMORROW'S CLASSIC」に初めて参加させていただきました。
春夏/秋冬の年2回開催される大型イベントです。実際の開催は6日間でしたが、私たちは2日間参加いたしました。
Norikiは当時のことを、つい一昨日くらいまで、3日間だと思っていました。笑
今思い返しても、正直、当日は忙しすぎたこと
初めての取り組みだったこともあり、体感として5日間くらいだったのでNorikiの勘違いも、よく分かります。笑
当日は、YUUGAの前に行列ができ、隣のブランドさんから鏡を借りる事態になりました。サンプルも少なく、私が着用している分も貴重なサンプルとしてお貸しするほどでした。
お昼休憩のため、近くのレストランに行って、注文を待っている間に
Norikiから
「Hanaeが着ているサンプルをお客様に着てもらうから帰ってきて」
と電話があり、食事をとらずに急いで戻って、私の脱ぎたてほやほやのサンプルをお客様に着ていただくこともありました。
結果的に、とても気に入ってくださり、ご購入いただけました。
YUUGAを気に入っていただけて、ご購入につながると考えたら、私の昼食なんて、非常に些細なことです。
私が食べずにおいた食事は、提供される前だったので
レストランの方が食事をとっておいてくれたのですが
Norikiが代わりに食べました。笑
これは今でもよくわかりません・・・笑
このイベントをきっかけに、Traditional Standard様にて常設も決定いただき
2024年現在でも、お取引をさせていただいております。
これらの活動を通して
9月1日のリリースから、12月末までの4ヶ月間で
約40着ほど売り上げることができました。
改めて私たちの特性は
当日までの準備期間は、十分な時間をとり、告知を行い
当日は凝縮した時間内で"ガンガン"せめていくようなスタイル
だと思っています。
現在アパレルブランドを運営している方、これから立ち上げる方
何か少しでも、ヒントになったら幸いです。